感染性胃腸炎 インフルエンザが流行しています
こんにちは
まだまだ寒い日が続きそうですが、お元気ですか
皆さまもテレビなどでご存じのとおり、
感染性胃腸炎(いわゆる嘔吐下痢症です)やインフルエンザが流行しています
鹿児島県内での報告数は1月の2週目と比較すると、3週目は
感染性胃腸炎は約1.4倍、
インフルエンザは約2.3倍 になっています
両方とも発生報告数が驚くほど増加していることから、
鹿児島県から感染性胃腸炎流行発生警報、インフルエンザ流行発生警報が発令されました。
そこで県の対応として、予防策が掲載されていたのでこちらに載せます
予防や感染後の対処のお役に立てたら幸いです
インフルエンザの予防について
インフルエンザはこのように感染します
健康な人の鼻やのどの粘膜に付着したり吸い込まれたりして感染します。
その触れた場所にウィルスが付着します。その付着したウィルスに健康な人が手で触れ
汚染された手で目や鼻,口に触れることにより感染します。
インフルエンザの症状
のどの痛み,鼻汁などの症状も見られます。さらに気管支炎,肺炎などを併発し,重症化することが多いのも
インフルエンザの特徴です。
咳やくしゃみを手で押さえたり,ドアノブや電車の吊り革など不特定多数の人が 触るものに触れたりした後は、
手を洗う習慣をつけましょう。
うがいは口やのどを洗浄するだけでなく,のどの粘膜を潤して,ウイルスへの防御機能を高めます。
のどの湿気を保ち,ウイルスの侵入を防ぐことが目的です。また,感染した人の咳やくしゃみによる
ウイルスの飛散を予防します。不織布製マスクが推奨されています。毎日新しいものに取り替えましょう。
人混みや繁華街への不要不急な外出は控えましょう。
予防接種は重症化を防ぐ確実性の高い予防法です。接種をしたからと言ってすべての人が感染しなくなるわけでは
ありませんが,もし感染しても重症化を防ぐ確率が高くなります。
インフルエンザにかかったら
● 十分に水分補給を(水・お茶・ジュース・スープなど)
● 安静第一! 十分な休養を。学校や仕事は休んで
● 早めに医療機関へ相談を。早期治療が大切
● まわりにうつさないためにマスクと咳エチケットを
● 薬は医師・薬剤師の指示に従い,正しく服用する
感染性胃腸炎の予防について
感染性胃腸炎とは
感染性胃腸炎は、ウイルスや細菌などの病原体による感染症です。
冬から春に多発する感染性胃腸炎のほとんどはウイルスによるもので、
11月~3月にかけてはノロウイルスによるものが主に流行します。
症状
主症状は嘔吐、下痢、発熱です。
ウイルスは患者が回復しても数日は糞便の中に排泄されます。
感染経路
主に経口感染です。
・汚染された食品を生、または十分な加熱をしないで食べた場合
・感染した患者の便や吐物などに触れた手等から口に入る場合
・感染した人の調理や配膳などにより汚染された食品を食べた場合
予防方法
基本的な衛生習慣を身に着けることが大切です。
a 手洗いとうがいを励行する
排便後、患者の看病や介護後、調理の前、食事の前、外出から帰宅したとき
b 吐物などは適切に処理する
ビニール手袋などを使用して処理し、汚染された場所は消毒(塩素系漂白剤で可)する
c 食品は十分に加熱する
食品は、中心温度が85℃以上で1分間以上加熱する
d タオルは感染者との共用を避ける
e 症状がある方は、食品の調理をできるだけ控える
やむを得ず調理する場合は、素手で食品を触らずに手袋や箸などを使用する
また、当院では感染防止のため、疑いのある患者様の待合室を別にして対応しております。
鹿児島県のホームページに、より詳しく記載されていますので参考になさってください。
http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/kenko-iryo/kansen/index.html
もうすぐバレンタインもきますね
寒い冬を楽しみながら、健やかに乗り越えていきましょう
STAFF E.N