やまのクリニック通信

熱中症に気を付けて!

こんにちは

夏の風物詩・高校野球も開催され、立秋を迎えたといえど、まだまだ夏真っ盛りsunです。

節電&猛暑の影響で、熱中症で搬送される方も増加中hospitalとのこと。
救急車を呼ばないまでも、暑さで気分が悪くなる方も多いと思います。

最近は、テレビなどでも盛んに熱中症予防が言われていますので、
外来患者様に「水分きちんととっていらっしゃいますか?」と尋ねると、
「大丈夫!出かけるときはいつもこれを持ってます」と
”マイ ペットボトル”を見せてくださる方もいらっしゃるので、心強いですが、
意外な落とし穴もあります。

ご高齢の方
家の中での水分補給は十分ですか?

お年を召した方は、クーラーがあまり好きでない方もいらっしゃいますので、
予想以上に汗sweat01をかいています。
しかし、年齢とともに、のどの渇きを感じにくくなるので、
案外十分な水分補給がなされてないこともあるのです。
また、トイレが近くなるからと、飲み物を控える方もいらっしゃるので、ご注意ください。

ポイントは、のどが渇く前に水分補給 です。
そして、熱中症の症状を感じたら、早めの点滴 が有効です。

元気なお子様
基本的に、元気な子供たちsoccerは、よく汗をかき、よく飲みます。
でも、気温には注意です。
高温・多湿の場所に長時間いると、汗をかくだけでは体温の調節が難しくなり、
体温が上がってきます。
ぐったりして熱があったら、涼しい風通しの良いところで体を冷やすことshock
早めの病院受診が必要です。
それから、プールの中でもたくさん汗をかいています。
水の中なら熱中症は大丈夫!と思っていても、脱水症になることがあります。
プールに行くときは朝食をしっかりとって、こまめに水分補給をしてくださいね。

女性の皆さま
夏の紫外線sunはお肌の大敵!
長袖・長ズボン・時にハイネックと、完全UVカットの方もいらっしゃいますが、
ぜひとも、風通しがよく、吸汗性に優れた素材のお洋服t-shirtでお願いします。
人間は汗をかき、その汗が蒸発することで、体温調節しますので、
汗が発散されないのは、体温調節に悪影響を与えます。
また、女性は水分不足で尿の量が減ると、膀胱炎を起こしやすくなりますので、ご注意を!

④頑張るビジネスマン
クールビズが市民権を得てきたとしても、まだまだスーツにネクタイの方も多いですね。
汗をかいたら、水分と適度な塩分を補給してください。

熱中症には早めの対応が必要です。
「熱中症かな?」と思ったら、すぐ病院へrun

快適な夏をお過ごしください。

                                                                                院長・やまの

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