やまのクリニック通信

がんから身を守るためには   ~宮尾すすむさんの訃報に接して思う

こんにちは

暑いですね~。
暑いというと気分が重くなるので、なるべく言わないようにしていますが、
患者さまが汗を拭きながら診察室へ入ってこられるのをみると、つい
「暑くなりましたね~。暑い中、お疲れ様です。道中たいへんでしたね~」
と、言ってしまいますsweat01

先日、タレントの宮尾すすむさんがお亡くなりになりました。
子供時代、「突撃レポート」「スタードッキリマル秘報告」などでよく拝見していたので、
その訃報に寂しさを覚えました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

宮尾さんは食道がんを患っておられたとのこと。
がんは怖い病気ですsad
医学が進んだ現代でも、
「〇〇すれば、がんにならない」
「××を食べれば、がんにならない」
のような、絶対がんにならない方法は、残念ながらありません。

がんという病気は、いくつもの原因が重なって起きるので、
原因を取り除くことで、がんになる確率を低くすることはできますが、
完全にゼロにすることは難しいのです。

でも、進歩した現代の医療では、がんを治す方法はあります。
そのためには、早期発見・早期治療が必要なのです。

小さな初期のがんは、自覚症状がほとんど、いやまったくありません。
そこで威力を発揮するのが「検診」です。

職場や市町村で行われている検診には
一般検診とがん検診があります。
小さながんは、血液検査などではわからないものがほとんどです。

肺がんは「レントゲン検査」や「CT検査」
胃がんや食道がんは「バリウム検査」や「胃カメラ」
大腸がんは「大腸カメラ」や「バリウム検査」
乳がんは「マンモグラフィー」
などなど・・・

それぞれ特有の検査が大切です。

そして、年に1回受けることがベストです。
なぜなら、1年前に検査を受けて異常がなかった方が、
1年間に手遅れのがんになることは、統計上ほとんどないといわれているからです。
(もちろんまれなケースはありますが)

元気なあなたheart01
ぜひ、検診を受けましょう!!

院長・やまの

当院では、胃や大腸、肝臓、すい臓、腎臓などの検査ができます。
胃カメラ、大腸カメラ、エコー、レントゲンなど、
女性医師、女性技師が行っています。
お気軽にご相談下さい。

 

 

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